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今や博多名物として全国的に認知された感のある「辛子明太子」。製造販売を行っているメーカーは、大小合わせると100社を超えるといわれている。
それぞれが独特の製法や味付けで競っているものの、長引く景気低迷に東日本代震災が加わり、消費者の購買意欲はかなり低下しているようで、各社とも売り上げの確保に苦慮しているのが見受けられ、架空・循環取引の兆候が見受けられるから怖い。
そんな業界にあって堅実経営をモットーに、65年の業績を誇る「はたえ」(福岡市博多区)。最盛期には70億円近い売り上げを誇っていたものの、最近は販売先の売り上げ低下が響き、40億円ほどで推移しているのが現状である。
はたえの経営そのものは健全性を維持しているものの、一方で販売先が苦しい経営を続けていることから、一歩間違えば不良債権の発生につながるのでは-と話題になり始め、同業者の関心が集まっている。
前にも述べたが、辛子明太子業界は全体的に、安易な架空・循環取引に走る傾向が強いように思われる。そのためはたえに関しても、一部関係者の間で不正取引の存在を懸念する声が上がっている。
同社の得意先は老舗、優良企業が多い。それだけに、若干の売り上げ低下を招くとしても、怪しげな循環取引と見なされるような取引を再チェック・警戒するなど、管理面の強化が重要だろう。
金融機関の信用も保持されているだけに、早急に取引先の見直しに着手し選別を行うことを、多くの関係者も望んでいる。こんな記事も読まれています

