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近代都市機能を完備した観光地として1992年に華々しくオープンした「ハウステンボス」(長崎県佐世保市)。当初の過大な投資が重荷となって苦しい資金繰りを強いられ、紆余曲折の結果、地元行政の協力もあって旅行会社「エイチ・アイ・エス」(東京)に経営が委ねられた。
トップは自ら現場主義を貫き、自転車で常にハウステンボス内を走り回り、社員一体となって客が求めているものを察知。節約するところは節約して改革を行い、短期間で黒字転換を果たし、その経営手法がにわかに脚光を浴びている。
ハウステンボス同様に紆余曲折を経てきたのが福岡の「ベイサイドプレイス博多埠頭」(博多区)である。現在新しいビジネスに「九電工」が挑戦しているが、既存路線を踏襲した結果、「博多松金市場」が入居するも集客力が今一歩の状態で、経営が成り立たず撤収する破目となった。
現在、一部改修工事を行い、再開へ向け準備が進められているが、その間も他の店舗で営業を行い、7月末からイベントも開催される予定である。
今後の基本方針は、まず「地元との共存共栄」を柱とし、住民が求めている生鮮3品を重視。さらに付随する食品関連の商品をそろえることを目指して準備を進めているという。
少数精鋭で再建を行っているようだが、とはいえ、社長が先頭に立って現場を熟知し周囲の協力を得ない限り、道のりは厳しいと言わざるをえない。
ベイサイドプレイスには今年3月から水上バス「福博みなとであい船」も発着するようになった。新しい観光要素を活用した客の取り込みが大切で、こうした点をどれほど考慮するかがカギとなるのではないか。こんな記事も読まれています

