警固交差点の大型パチンコ店撤退 [2011年8月1日10:37更新]

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(11年7月号「福博噂話」掲載)

けやき通りと大正通りとが交わる福岡市中央区の警固交差点。その北西側角、清水建設九州支店の跡地にあった21世紀グループのパチンコ店「CORE21 AKASAKA」を、福岡都市圏でパチンコ店「プラザ」を展開する「宣翔物産」(博多区)が買収した、との情報が飛び込んで来た。



同社は天神西通りの元「札幌かに本家」のビルを購入し、今年売却してかなりの利益を得たと、不動産業界で話題になった企業である。

今回は建物が建設されて日が浅いため、改装し賃貸物件としての運用を考えているようだ。近く大手家電量販店と契約すると言われているが、進出企業名はまだ明かされていない。

 

日本独特の遊戯施設パチンコは、低迷する公営ギャンブルを尻目に売り上げを伸ばし、今や大型パチンコ店がない街を探す方が難しい。

そんなパチンコ業界もかつての勢いは消え、勝ち組・負け組の色分けが進んでいる。勝ち組は豊富な資金を背景に不動産賃貸業へ盛んに進出しており、宣翔物産もその1つだ。

一方、無理な設備投資をした店舗は銀行借り入れ返済に追われる日々で、かなりの店が他社への売却を目論んでいるとの情報もある。CORE21も開店当初は多くのファンが押し掛け話題になっていたが、交通量の多い場所に位置することが災いし、最近は客足も遠のいていたという。

パチンコ店に代わって家電量販店が進出すれば同地区のイメージも大きく変わり、周辺の店舗に新しいビジネスチャンスが訪れるだろう。警固交差点周辺がどの様に変わるのか、楽しみである。