夏祭りで公選法違反疑惑!? [2011年8月15日17:24更新]

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(11年8月号「福博噂話」掲載)

小中学校はすでに夏休みに入り、街中で子どもの賑やかな声が聞かれるようになった。そんな子どもたちの健全な育成、そして地域住民の親睦を目的に、最近は各地で夏祭りが盛んに開かれている。



従来の盆踊りや子ども神輿も含め、町内会の役員や世話役は費用を捻出するために寄付金集めに走り回り汗を流す。

地域と密接な関係にある市議会議員にとっても、交流を深める絶好の機会。夏祭り開催の案内が届けば万難を排して顔を出しているのが実情だ。

 

こういった時、ひと昔前までは金一封を持参するのが習わしだった。だがこれは公職選挙法で禁じられた寄付行為に当たるため、この頃は招く側も招待状に会費制(3000~5000円)と明記し、法に違反しないよう配慮するのが普通だ。

ところが地域によっては市議からのみ会費を徴収している町内会や実行委員会もあるようで、関係者の間で問題視されている。

ある新人議員は町内から初めて招待された喜びからか、明記された会費より多い1万円を払い、そのため一部住民が違法行為ではないかと指摘。贈収賄の摘発では全国有数の実績を誇る福岡県警捜査2課も今年はマスコミに登場する機会が少ないだけにこの情報に飛び付き、東区や西区の市議を中心に内偵を始めた模様。

 

このような行為は確かに違法ではあるが、悪質性という点ではどうかとも思う。ただ、普段からコンプライアンス(法令遵守)を心掛けないと「一罰百戒」でやり玉に挙げられかねないことを、市議の先生方をはじめ十分認識していただきたい。