「初盆」 [2011年8月24日09:19更新]

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今年は例年に比べ初盆のお参りが多く、家族で手分けして何とかお参りを済ませることが出来た。
過去にない例が2件発生し、1軒は家族の消息が不明でお参りすることが出来ず、もう1軒は初盆のお参りを先方の都合で、私だけでなく拒否されたことである。生前故人に夫人とは別に親しい女性がいて後で知ったのだが、女性の家で共に生活をしていたようで、確かに夫人と別れれば他人だが、息子は実子で血の繋がりがある親子に間違いは無い。

父親は息子の起こした不祥事を、立派に後始末を行い数年前に代表の椅子を息子に譲り、会長として一歩退き社長の後見をおこなって、業績はメイン銀行も認める企業に成長していた。
通夜、葬儀などは多くの人が弔問に訪れ、市内の葬儀場で立派に執り行われ、何ら心配することは無いと思っていたが、今回の初盆で社内にも少し動揺が起こり、心配になって来たのも事実である。

筆者も企業に勤務していた経験を持ち、大変お世話になった会長が亡くなられたので、北九州市まで初盆のお参りに行ったことが思い出された。
広い立派な家に客を迎える準備はされておらず、広い家には夫人が一人いるだけで、家族や手伝いの社員もいない状態で、夫人と昔話を1時間程度していたが、その間に誰もお参りに来る人も無く、寂しい気持ちで辞した記憶が思い出される。
熱心な宗教心を持ってはいないが、毎朝神棚と仏壇には手を合わせ、お盆、正月、年2回のお彼岸には、先祖のお参りをする為にお寺に行く。
先祖を敬い大事にしない人は、知らず知らずのうちに人の道からも外れ、人脈も次第に細くなり経営も傾き、何時しか破綻する例を数多く見てきたから、思い当たる人は改めることを望む。