情報に携わる仕事柄、毎日出来るだけ多くの新聞に目を通すように努め、事務所では現在読売、朝日、毎日、産経、西日本、日経、赤旗、九建日報、スポーツ紙の8紙を購読している。だが最近は広告のスペースが増え、新聞によっては広告と思われるスペースが50%を超えており、代金を払って広告を見るのにいささか違和感を持つようになった。 さらにもう一つ、小さな記事だったが詳細が知りたく、新聞社に電話したところ、警察発表を記事にしたもので取材はしていない、との答えが返ってきたのには驚いた。 経済記事でも発表ものばかりで、記者が自分の足で企業を訪問し取材した記事が見当たらず、高い給料を貰っているにもかかわらず、取材する意欲に欠けた仕事ぶりが感じられ、また各社横一線の紙面でしかなく、代金を支払うのがアホらしくなった。 先日も某社の記者から面会を申し込まれ、2人で1時間近く面談するも、余りにも常識と思われる情報に対して無知で、これ以上の会話は時間の無駄と打ち切ったものの、年をとり気が短くなったのか、自分自身の反省をしている。 広告料金の価格設定に発行部数は大切だが、最近は発行部数を維持するために、予備紙(押し紙)を巡って販売店とのトラブルが絶えず、中には裁判に発展している話も聞く。 経費削減を考え、朝日、読売、産経新聞の購読中止を販売店に申し入れると、2社は了承してくれたが、読売だけが中止の理由を聞きに営業社員が訪ねてきたので、販売店の不都合で中止するのではなく、紙面に興味が無くなったと明確に断った。 特ダネを追っていた記者も少なくなり、特落ちを恐れるサラリーマン記者の記事は、魅力が無いし面白くもない。 以前の読売新聞は野武士が多く、特ダネを社内で競っていたが、一昔前にゴマ擦り上手な上司が誕生してからは、サラリーマン化が進み紳士が増え、猟犬のような優秀な記者はいなくなったと思っている。
新聞記者 [2011年9月27日09:36更新]
タグで検索→ |

