「屋台かじしか」 [2011年10月7日17:40更新]

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博多区のホテルオークラ前の昭和通を渡り、川沿いを歩いて行くと数軒の屋台が営業しており、その中ほどに色鮮やかな筆師金太夫の、暖簾が掛かっているのが「屋台かじしか」である。


経営者は大将と呼ばれている若い娘さんで、太った父親が小大将と呼ばれて店を手伝い、親子二人で営業している小さな屋台だが、業歴が浅い割には固定客も増え、千客万来で連日賑わっている珍しい屋台だ。
小大将は別の商売をしていたが、以前から食に関して興味を持って、自ら食材を求め包丁を握っていたのが、趣味が高じてとうとう屋台を開店させた経歴の持ち主である。
目の前のネタケースには小大将自慢の新鮮な食材が、綺麗に並べてあって食欲をそそり、関東関西から口コミで旅行客が訪れ、特に博多座などに出演している役者や、裏方の人も訪れ楽しい会話が弾む屋台として、名物になっているから面白い。
常連となれば食材を土産に持参し、その場で手際よく食材を生かして料理し、格安の料金で提供してくれるのも嬉しく、屋台に料金も提示してあり、安心して利用できる。
先日も東京から友人が福岡を訪れた際には、ベイサイドの湾岸市場で魚介類と珍しい野菜を買い込み、持ち込んだ材料の半分を食べて、残りは屋台に無償で提供し中洲探訪に出かけ、楽しい一夜を過ごさせて貰った。
近い将来親子コンビで夏の暑さと冬の寒さに打ち勝って、必ず福岡を代表する有名屋台になって貰いたいと願う。