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間もなく始まる年末商戦に向けて、辛子明太子のメーカーは仕込みも終わり、売るのを待つばかりの状態になっているが、年末を控えて情報が飛び交い慌しくなっている。 取引しているみずほ銀行の勧めで、金融デリバティブ商品に手を出し、多額の損失を出した噂が流れ、追い打ちをかけるように、在庫商品への金融機関の担保設定が話題になっていた。 また11月に入ってから、(株)やまやコミュニケーションズの米国子会社で、販売那珂の商品がリステリア菌に汚染されていることが判明、米国の担当局から回収を命じられた模様で、急遽同社のトップが渡米したと言われている。 山陽新幹線開通が辛子明太子を全国ブランドに押し上げ、以来同業界は右肩上がりの伸びを見せ、高収益が豊富な資金を生み出し、業界の中には上場を目指す企業も現れたが、上場目前に架空売り上げが発覚し、断念した企業も過去にはあった。 それだけに都銀の口車に乗って資金運用に走った結果、大きな火傷を負った企業が続出し、地元銀行によって支えられている企業も少なくない。 今回も全額出資の子会社ではあるが、米国のトラブルに対しては単体決算を強く打ち出し、(株)やまやCに影響ないと否定しているが、これだけ噂になれば風評被害も出てくるだろう。 景気低迷から辛子明太子業界の売り上げも、若干下がっているのが実状で、年末に破綻した博多まるきたの例もあるだけに、関係者は戦々恐々の日々を送っている。

