アラ祭り [2011年11月28日09:19更新]

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福岡市西区にある寿司割烹の「たつき(達揮)」は、交通のアクセスが決して良いとは言えない場所で、味も価格も手頃で気楽に利用できる店として、日頃から客が絶えず繁盛している。

 その店が年に1度、客に対するイベントとして、大相撲の力士には欠かせない高級魚のアラを、1本丸ごと買って調理する「アラ祭り」を今年も行なっており、参加することが出来た。

 一般庶民は中々口に出来ない高級魚のアラだけに、食べ放題、飲み放題のシステムで、会費1万円で行なっているのを聞き、32名の同好の士を集めて、今年で3回目になるが参加した。

 かつて市内中央区の有名料理店がアラに似た魚を提供し、マスコミに追及されたことがあったが、「たつき」は感謝の気持ちを大切に、本物のアラをアキラ水産に直接注文していたと聞く。

 さすがに本物だけあって刺身も綺麗で、鍋で食しても絶妙の味で申し分なく、気の置けない仲間同士の話に盛り上がり、また座敷で飲むだけに酒の量もかなりのものとなった。

 寿司も値段を気にせずに食べられるので、各人が結構注文していた様子で、最近のTPP問題や消費税増税など暗い話題を吹き飛ばし、大いに盛り上がったのは言うまでもなく、参加者は満足な笑顔とともに三々五々家路に向かった。

 帰りには御礼と共に女将が、おせちのパンフレットを手渡していたが、感謝の気持ちがこもった美味しい料理を食べた後だけに、毎年何軒かの家庭から注文が来ているようで、久し振りに真の商売を見ることが出来た。