新聞の品格 [2012年2月8日12:16更新]

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昔は「無冠の帝王」と言う称号を贈られた新聞記者は、恐れ敬われていたものである。
そうした新聞記者は特ダネを追いかける、一匹狼のような記者で数は少なかったが、最近は特落ちを恐れるサラリーマン記者が増え、各紙の特徴が薄らいでいる。

新聞のページ数は過去において、当然その日の記事の量によって決められていたが、最近は広告の量でページ数が決まっているかのようだ。

だから最近では読者が購読料を支払っているにも拘らず、広告を読まされている新聞が増えており、それでも新聞を発行する上では経費が嵩み、広告料が増えても仕方がないと半ば諦めていたが、2月6日の朝刊を見て驚いた読者が多かったと思う。

配達される新聞には必ずと言っていいほど、パチンコ店のチラシが折り込まれており、これは販売店の大事な収入になっていることを、充分に承知していたつもりだ。

だがスポーツ紙とは異なる一般紙の紙面には、新聞社のモラルが働いて、パチンコ店の広告はこれまで無かったように思う。

一般紙に記載することでパチンコ店から高い広告料を貰ったのか、営業力が低下し広告収入が目標に達しなかったのか、外部の人間には判らないことだが、紙面でパチンコ店の広告を見た。

スポンサー頼りの民放テレビとは違い、新聞社は読者から購読料を受け取っており、よほど資金繰りが苦しくなったのかと、懐具合を勘繰られても仕方ないだろう。