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久し振りに「親切」が入ったチャーハンを、福岡市中央区の福新楼で食べ、爽やかな気持ちで帰ることが出来た。
福岡で100年を超える歴史がある中華料理の老舗「福新楼」に、若い友人たち5人と簡単な夕食を食べに行った時のことである。
1番に食べたいショウケイ(鶏肉と白葱の細切りに味噌を加え、薄い餅で包んで食べる)と名物の焼きソバに、後は数品の料理を注文し食べていると、1人の若い女性が料理ごとの卵の使用を聞いており、卵アレルギーであることにがわかった。
その時応対をしていた店の張端宏君が、アレルギーの女性でも食べられるチャーハンを特別に作らせ、「当店では生鮮食材を使用しているので、安心して食べてください」との言葉とともに、サービスで出してくれた時には余りの手際の良さと謙虚さに、食べていた全員がその心配りを喜んだのは言うまでもない。
後で名刺を交換すると、張端宏君は社長室長の肩書きで後継者と知り、福岡に根を下ろして一世紀経過した、老舗中華料理店の重みを今更ながら知らされた。
福岡には昔から中国の人たちが住み、数多くの中華料理店があるが、古い店は姿を消して新しい店が増えているのが実状で、福新楼は歴史とともに客の思い出となる店だけに、何時までも繁盛してもらいたい店の一軒である。
商戦の激しい一等地で、生き残ることの難しさは十分承知しているが、彼の姿勢が変わらなければ勝ち残るだろう。こんな記事も読まれています

