スポンサー現る? [2012年3月5日09:44更新]

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勝てば官軍、負ければ賊軍になるのが世の常で、いくら優秀であっても選挙で落選すれば、当選した先生とは雲泥の差が生じ、正論を吐いても負け犬の遠吠えになる。



地方議会の一つでしかない大阪市議会を、マスコミは異常なほどに連日報じているが、記者会見席上の橋下徹大阪市長は実に明快な回答ぶりで、どこかの国の総理大臣とはまったく異なり、テレビを見ていても溜飲が下がる。

一方総選挙に立候補するのには供託金が必要で、1人当たり600万円としても、300人を立候補させると18億円の現金が必要だが、現在の「大阪維新の会」にはないと思われていた。

ところがスポンサーが現れた情報が流れ、民主党や自民党だけでなく、既存政党の先生方が俄かに「大阪維新の会」に擦り寄って、議員バッチを付け続けようと橋下徹市長に接近している。

特に民主党の1年生議員の大半は、たいした主義主張もないままに先生と呼ばれる美味しい味を覚え、当選することを最優先する議員が多く、勝ち馬に乗りたい気持ちは理解できるものの、余りにも情けない話だ。

第三極の政党として注目されていたみんなの党関西地区では、支部長と呼ばれる立候補予定者が、大阪維新の会へ揃って応募していた情報もある。

6月解散総選挙がずれ込めばずれ込むほど、「大阪維新の会」に集まる資金は日ごとに増えていき、既存政党が恐れる事態は日増しに膨らんでいくだろう。