北九州市と暴力団 [2012年3月21日09:20更新]

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政令都市の中でも、インフラ整備が比較的進んでいる北九州市だが、暴力団の発砲事件や暴力事件の多発で、同市のイメージが低下しているのは事実だ。



福岡県や北九州市は、福岡県警と緊密な連携を取りながら暴力団の壊滅に取り組んでおり、建設関連企業は自らの会社の命運を大きく左右するだけに、同問題に対しは真剣に取り組み始めている。

暴力団を容認するつもりは無いものの、福岡県警の取り締まりが厳しくなるにつれて、暴力団の活動が鈍くなっている反面、怪しげな外国人に対する取り締まりは疎かになっている。

先日も北九州のゴルフ場で、韓国のカジノグループ企業が40人前後を集めて、高額な金品を用意しコンペを行ったが、そのカジノグループをゴルフ場に紹介したのは、福岡県警もマークしていたグレーゾーンに属する人物と言われている。

健全なスポーツであるゴルフで、コンペの名を借りた賭博を行う、実に巧妙な新手の方法を考えたもので、最近は外国資本がゴルフ場を入手し、実際に経営しているゴルフ場も増えており、知らずに行くと賭博に巻き込まれる可能性もあるため、今回は通報があったのか、福岡県警も早めに動きだした。

彼らの手口はよくあるように、最初は大差で勝たせて、飲食をともにしながら、おだて、持ち上げ、喜ばせ、高額な賭けに引き込むもので、多少スコアとプレイに自信があるプレイヤーほど簡単に釣れると、豪語していたプロの話を聞いたことがある。