老化現象進む共産党 [2012年5月1日09:41更新]

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仕事の関係で共産党が発行している「しんぶん赤旗」を10数年間購読しているが、今日の新聞にB4の白い紙に、黒一色で印刷された折り込み広告が入っていた。

内容は総選挙で共産党が躍進するために、赤旗の日刊紙や日曜版の、購読者拡大のお願いである。

赤旗の購読を始めたきっかけは、10数年前の総選挙が行なわれている選挙期間中に、自宅のポストに紙爆弾が投げ込まれ、その端に赤旗購読申し込み先である、東京の電話番号が印刷されており、早速購読申し込みをした。

すると30分後に福岡市の委員会所属の担当者から、購読の御礼と配達担当者名と集金人の名前を知らせてきたのである。

総選挙の最中に、たかが新聞を一部、購読を申し込んだだけにも関わらず、余りにも早い対応に驚き、以来購読を続け数年前から日曜版も購読するようになった。

だが今回のチラシは、老人を対象に老人が作成した内容でしかなく、共産党員の高齢化を証明するチラシで、若者の共感が得られず党勢が衰退しているのを、見事に証明するチラシになっていたのである。

共産党が主張していることには若干難点はあるが、民主党と違いブレがなく一貫しており、監視する意味からも必要な政党とその存在価値は十分認められる。

余りにも固すぎるために、もう少し表現などを柔軟にすれば、若者も受け入れてくれるのではなかろうか。