食べ物屋繁盛記 [2013年2月13日10:17更新]

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福岡は老舗と名が付く飲食店も多いが、創業時の味を守らなければならず、一方では客の嗜好やニーズも変るため、店を維持することが困難になってきて、最後は暖簾を下ろす店もある。

創業時の代表は寝食を忘れ働いて、後継者を厳しく育てたものだが、三代も続けば豊かな生活の中で後継者が育ち、家業の尊さや大事さを、我が子に教えられなかったケースも出て来ているようだ。

飲食店は味が一番で、今は色々な香辛料や調味料が豊富に揃っているが、どんな料理でも秘伝の隠し味がある。

有名な料理店ほど後継者にしか教えない、調理方法や調味料があり、それが暖簾の重みになっていたが、新しい店ほどレシピで味を統一、薄利多売で大量に販売するものの、レシピごと味が流失するケースも少なくない。

店のオーナーが包丁を握る店は味が変らないが、板前が使用人であれば、退職すると味が変るのは当然だ。

例え大きな店でも味が変れば客は正直で、自然に客足は遠のき売上が減少、材料の仕入れや回転も悪くなり、噂になるのに時間は掛からない。

日本人は一度立派な店を構えるとその店舗に執着するが、中国人は店を小さくすることや、場所を変わることにこだわりが無く、臨機応変の考え方で柔軟に対応しており、見習いたいものである。