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７０歳の老人に、突然「ＴＧＫ」と問われても、その意味が理解できずにいると、傍にいた若者が小さな声で、「卵かけご飯」と教えてくれた。
小学生の頃は「卵」と「輸入バナナ」は貴重な食品で、日頃は滅多に口にする事が出来ない、非常に高価な商品として扱われていた記憶がある。
某金融業者の社長によると、戦後下がったのは金利と卵らしく、確かに法律に触れる事無く、高い金利で儲けている金融業者は多かった。
しかし法律が改正され高金利は違反と見なされ、若手の弁護士が増えたことに加え、司法書士の仕事分野が広くなって、過払金返還請求訴訟が増え、一方ではこの返還請求を恐れて廃業する金融業者も増加、業界は大きく様変わりしている。
同様に養鶏場の飼育技術の進歩も素晴らしく、卵の生産も大幅に伸び使用量も増え、さらに最近は鶏の飼料も研究されて黄身が摘まめる卵も開発されており、また醤油メーカーも卵かけ専用の商品を作って、お互いにタイアップして商売を始めた話も聞かれる。
福岡市博多区の川端商店街には、新鮮な卵の販売とＰＲを兼ねて、店の中に有料だが安価に玉子かけご飯が食べられる、面白い店が営業しており、一度訪れてみてはいかだだろう。こんな記事も読まれています
