福岡市の広報戦略顧問 [2014年3月11日18:11更新]

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時代を先取りするのが実に上手い、と言われているのが福岡市の高島市長で、就任すると直ぐに「市政にかかる広報活動に関する調査及び助言・指導」を職務とする、広報戦略アドバイザー(顧問)を新設して、民間人である後山泰一氏を登用した。

後山泰一アドバイザーは福岡市の特別職として、年間契約料は393万6000円、仕事の内容からすれば非常に安いようにも思えるが、同氏は市内で広告制作会社を経営しており、何らかの形で会社の仕事にはプラスとなり、甘い汁を吸っているという噂が流れていたのも事実。

だからというわけではないのだろうが、後山泰一アドバイザーが絡んだ仕事の資料を、共産党市議会議員が担当部署に請求し調査し始めたところ、高島市長が先手を打ってきたのかどうか定かではないが、広報戦略アドバイザーが辞任、同部門も廃止してしまったようだ。

今年行われる市長選挙を控えて、広報戦略アドバイザーの仕事が完了したとは考えられず、逆に同部門は今後も必要なだけに、なぜ?の声が高まっている。

また福岡市には民間人顧問が5人いると聞いているが、このうちの1名の顧問も退職する情報も聞かれる。
未だ正式な発表はないものの、高島市長本人は麻生太郎副総理の支援を受けて、次も立候補する意志を固めているのは確実。

しかし若手市議会議員などとの夜の交遊関係の話題や、副市長の1人も退職するのではという噂が聞かれ、高島市長の周辺が俄かに騒がしくなっていることから、何かが起こる前兆ではと懸念する声も聞かれ、市議会議員は情報収集に走り始めた。