自民党福岡市議団 [2014年3月14日08:36更新]

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政権与党である自由民主党は、安倍総理のリーダーシップで、独走態勢で進んでいるが、最近は「アベノミクス」を「泡のミクス」と表現する人も現れ、疑問符が投げかけられている。

そんな時代を反映するかのように、福岡市議会において自民党は最大の19人を擁して、部屋会長を妹尾俊見議員が務めているが一枚岩とは言い難く、高島宗一郎市長の支持を巡って内部は二派に分かれ、しのぎを削っていると言って良いだろう。

真剣に福岡市の明日を考える市議会議員は、市議会を無視した言動が多い高島市長に批判的だが、高島市長の遊び友達感覚の若い市議会議員や、責任回避や自己保身の強い市議会議員などは、今回も無責任に高島市長を支持するようだ。

民間テレビ局のアナウンサーが初出馬して、現職市長を破ることが出来たのは、自民党の福岡市議団が支持し、多くの市民が高島宗一郎候補に投票したのであって、自民・公明の支持が無ければ、市長には当選していないだろう。

日本の政治は三権分立、議会は行政を監督する責任があるにも関わらず、市長から無視されるのであれば議員の資格は無い。

来年の春は統一地方選挙で、知事、県議会議員、市議会議員などの選挙が行われるが、高齢化と体調不良から引退する議員も多く、新旧交代が予想される。

若い市議会議員の中には、議会の出欠状況や行動などで、当局から注目されている議員も聞かれることから、次の選挙は身体検査を慎重に行った上で、投票することが肝要だろう。