行橋市の県議補欠選挙 [2014年4月7日10:58更新]

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行橋区選出の田中純県議会議員が1期目の任期途中で、行橋市長選挙に立候補することから辞職、1人区の為に4月4日の告示と13日の投開票で、改めて補欠選挙が行われる。

ところがこの補欠選挙を巡って、自民党福岡県連は大きく揺れており、二つに割れた。

行橋市が地盤である福岡11区選出の自民党代議士、武田良太衆議院議員は、秘書の小堤千寿氏(31)を立候補させたが、自民党福岡県連は弁護士の堀大助氏(34)を推薦、分裂した。

福岡県の自民党国会議員は、小選挙区の衆議院議員11人と、比例区の2人、そして参議院議員の2人と合わせ現在15人だが、今回の件で1対14に分裂した。

現時点では行橋支部と福岡県連の争いで、公明党は武田良太議員との関係が強く、小堤千寿候補が有利に選挙戦を進めているが、今後どのような力が働くのか予断は許されない。

武田良太議員が過去の福岡県連会長時代に下した査定で、かなり反発した意見が今頃になって爆発した模様で、公認などで動いた金銭問題も表面化し始めているようで、互いの面子をかけた熾烈な争いは今後一段と大きくなりそうだ。