サービス付き高齢者~入居率は? [2014年10月30日11:38更新]

数多くの入居待ちを抱える特別養護老人ホームなどの高齢者福祉施設をカバーするために、平成23年11月スタートした「サービス付き高齢者」は、平成32年までに108万人分を確保するという政府目標に向けて、1戸当たり最大で100万円の補助金(平成26年度予算340億円)が出されている。
このため平成24年9月時点で7万1000戸だった、サ髙住登録は2年後の平成9月で15万7000戸まで増加したが、あくまでも賃貸住宅の一種で、サ高住は介護や医療のサービスを含んでいないこと、また市町村の介護政策と連動していないことなども手伝って、供給戸数の割に入居者確保で苦しんでいるサ髙住運営会社は多く、入居率60%の施設は全体の30%にも満たないといわれている。
こうしたことから福岡市内でも、入居率を高めるため当初設定した家賃を85%引きし、さらにそのほかの経費を大幅に値引きするケースが増えているようだ。
今年2月末竣工した福岡市近郊のサ高住は、4月1日から供給開始の予定だったが、運営会社が入居者確保に苦戦しており、先週から再び内覧会を開き入居希望者集めに必死のようだ。