19日に投開票された大刀洗町長選挙は、元副町長の中山哲志(53)が激戦を制した。
小郡市を拠点とする井上忠敏県議が積極支援した元町地域振興課長の矢野孝一氏(62)も健闘したが、井上忠敏後援会の一部が「大刀洗町のことは大刀洗町で決める」として中山氏の支持に回ったことで、票を伸ばすことができなかった。
県とのパイプが太く、アイデアマンと評される中山氏の政治手腕に注目が集まっている。
投票結果は次の通り。
当 中山 哲志 3417(無新)
矢野 孝一 3107(無新)
平田 利治 840(無新)
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大刀洗町長選挙結果
大刀洗町長選挙
来年1月14日告示、同19日投開票となる大刀洗町長選挙は、現職の安丸国勝町長(74)が引退を表明する中、中山哲志副町長(52)と、元町職員の矢野孝一氏(61)の2人が準備を進めている様だ。
中山氏は安丸町長の後継として、福岡6区の鳩山衆院議員の支持層から、一方の矢野氏は自民党の井上忠敏県議の支持層からの支援を見込んでいる。
4月に行われた県議会議員選挙の大刀洗町における票数は、井上忠敏氏3175票、鳩山衆院議員の元秘書だった横尾政則氏3309票と僅差であり、これから秋の深まりとともに、つばぜり合いが激しくなっていく事だろう。
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