4月に行なわれた県議会議員選挙・朝倉市・朝倉郡選挙区(定数2)は、昨年4月に林裕二県議が辞職し朝倉市長に転身したため、現職での立候補は栗原渉氏1人であった。
他に新人男性3名が立候補する中、朝倉市と合併した旧把木町の元町長の中島玲子氏(65)が無所属で立候補し、見事に当選し周囲を驚かせた。
現在、民主県政クラブ県議団に所属し、朝倉市や東峰村の災害復旧復興にも尽力している。
何事にも不屈の精神で取り組む中島氏、農家と女性の代弁者として、また、人権問題の専門化として地元有権者は大きな期待を寄せている。
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県議会議員・なかしま玲子
朝倉市・朝倉郡の県議選挙
定数2議席の朝倉市、朝倉郡を選挙区は、現職、新人を合わせて5人が立候補しており、中でも現職の栗原渉氏は自民党の公認を得て、圧倒的な強さでリードし当選が確実視されて、選挙事務所はのんびりと茶飲み友達が集う場所になっている。
残り1議席を新人4人が争う形になっているが、2番手には自民党の推薦が出ている二又隆幸氏の模様で、現在は朝倉市長となった林裕二氏の県議時代に秘書を長く務めていた経歴が功を奏している。
しかし福岡5区選出で自民党衆議院議員原田義明氏の秘書であった古賀三春氏も、相応の支持が広がっており、2議席目を狙って追い上げているようだ。
また侮れないのが、杷木町の町長経験を持つ中島玲子氏で、
「朝倉に新しい動きを!」をキャッチ・フレーズに、65歳で立候補を決意した精神には脱帽で、台風の目になる可能性もあったが、もう少し決断が早ければ、更に有利な戦いが出来たと思われるが、今は前進有るのみで頑張って欲しい。
候補者の中で残る1人は御年68歳の、元市議会議員の経験者である熊本米秋氏だが、運動員も高齢者が多い為に、運動に伸びが見受けられないのが残念だ。
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