立憲民主党の丸尾圭祐(まるおけいすけ)氏(43)が21日、衆議院議員として初登院した。
昨年の衆議院選挙で福岡1区(福岡市東区<一部は4区>、博多区)と比例代表に重複立候補し落選していたが、党所属の堤かなめ氏の辞職に伴い、繰り上げ当選が決まった。
丸尾氏は、福岡県能古島の漁師の長男として生まれ、幼くして母を亡くし父子家庭で育った。その誠実な人柄と確固たる政治理念で、国政に新風を吹き込むと期待される。
幼少期から社会の縮図に触れ、海外留学費用のため徹夜バイトに励むなど、強靭な精神力と責任感を培った。
実父の介護を両立させ、家族を大切にする覚悟も示す。
政治家を志すきっかけは、中学で男子丸刈り校則を廃止した経験、「議論しルールを変える可能性」を体感した。
12年間の政策秘書時代には、再審無罪者への年金支給立法を実現し、政治が人々の人生を救う力になることを確信した。
丸尾氏の政策は「一人ひとりの能力を最大限引き出す社会」が根幹にある。
国民の生活が苦しい現状を憂い、「日常の思いと希望を国政につなげ、真っ当な政治を実現する」と表明。
物価高対策としての「給付付き税額控除」導入など、国民生活に寄り添う「真っ当な政治」を掲げる。
自身も「ひとりの有権者」と意識し、3児の父として子育て世代の苦労も知る。
その謙虚さと国民に寄り添う姿勢は、「一度会ったらファンになる」と評される彼の魅力の源泉だ。
政治不信の中、丸尾氏に「信頼される政治」への貢献が強く期待される。

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福岡1区の丸尾圭祐衆院議員が初登院
立憲民主福岡
国会も閉会を控え慌ただしく動いているが、立憲民主党福岡県連においては、先の総選挙で候補者を立てるも、惜しくも落選した意志堅固な候補者の次なる当選を目指し、関係幹部会において各選挙区の支部長を決定したようだ。
衆議院福岡1区の丸尾圭祐氏、3区の仁戸田元氣氏、7区の亀田晃尚氏の3名を、夫々の選挙区における候補予定者に決め、立憲民主党として全面的に支援を続ける模様。
最近は様々な政党が誕生して選挙を賑やかにしているが、歴史の浅い政党は下部組織がぜい弱で、候補者を公募しても党幹部の眼鏡にかなう応募者は現れず、各方面に声を掛けるもかなり苦慮している話はよく聞かれる。
中でも、福岡3区の仁戸田元氣氏は福岡市西区の元県議会議員で、既に失職して空席の補欠選挙が福岡知事選挙と同じ3月に予定されており、後継候補者の選定を巡り関係者が動き始めた。
福岡3区はかつての大先輩である藤田一枝氏が、現在も党内部において活躍し存在感があるだけに、立憲民主党の県議会議員は早良区の後藤香織氏、糸島市においては川崎俊丸氏の後継として嘉村薫氏の女性2人が現職で頑張っている。
総選挙後は西区から男性候補者の擁立が考えられ、議員経験者や現職市議会議員などの名前が浮上するも、最近は関係者の間で女性候補者の名前も出ている様だ。
いずれにしても立憲民主党の議席だっただけに、仁戸田元氣氏にしても今後の自分の選挙を考えるならば、当然確保しておきたい議席だけに候補者選びに苦慮している模様だが、期日が迫っており関係者は頭が痛いことだろう。

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