数ヵ月前から積水ハウスが、「福岡の一等地で、極めて取得が難しい凄い土地を手に入れた」という情報が入り、不動産関係者らの話題となった。
旧読売福岡ビル(中央区赤坂1-12-15)及び、隣接する駐車場の一部も積水ハウスが取得し超高級分譲マンションの建築も予定され、これが該当物件かとも噂されたが違った。
本命は、積水ハウスと九電不動産が新たに中央区荒戸に着手する物件の様だ。
元々は日本銀行・荒戸家族寮(中央区荒戸3丁目2-50)があって現在はマンション建物2棟が解体された更地。
概要は鉄筋コンクリート及び鉄骨造29階建・162戸、設計はIAO竹田設計 九州事務所の分譲マンション。
関東などとは違って、福岡では絶大な人気を誇る積水ハウス、浄水通りと同じように人気が高い大濠公園エリアだけに、瞬く間に完売することだろう。
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凄い土地を手に入れた
九電アパート~分譲マンションへ
九州電力は福岡市内各地に、九電アパートという名前の家族寮をたくさん所有していたが、かなりの部分を処分し、デベロッパーに売却している。
子会社の九電不動産が特命で購入し、分譲マンションを開発することが多いようだが、地場デベロッパーも入札で取得するケースもある。
南区寺塚2丁目にあった九電アパート№34は、九電不動産が6階建て、34戸の分譲マンションを開発するべく、日建建設が5月に着工する計画で、竣工は来年1月の予定。
隣接する九電アパート№33も、6階建て、35戸の分譲マンションに生まれ変わる予定で、松尾建設が5月着工する。
また中央区地行2丁目の九電アパート№93および、№94は4月半ばから解体工事に取り掛かっており、7月末に完了後、アスミオ.が新築工事に着工するが、戸数や階建てなどはまだ公開されていない。
早良区荒江3丁目の九電アパート№61は、㈱コーセーアールイーが購入し解体中で、7月から新築工事に取り掛かる模様だが、こちらも、まだ戸数や階建てなどは公開されていない。
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