自民党福岡県連の実力者吉原太郎氏が、亡くなられた事で3月11日の投開票日に向けて、3人が立候補し激しい選挙戦を繰り広げているが、ここに来て地元出身の副総理である、麻生太郎議員秘書を務めていた、小田忍氏が少しリードしたようだ。
元来筑豊地区は炭鉱華やかりし頃の、義理と人情がいまだに生きている地域だけに、故吉原太郎氏の恩義を受けた人も多く、江頭祥一氏が直系の実子であれば、弔い合戦で圧倒的な強さを発揮したと思うが、何分にも吉原夫人の親戚だけに弱く、伸び悩んでいるのが実情と言われている。
過去の経緯もあって負けられない選挙だけに、麻生事務所も総力を挙げて支援しており、同選挙区にはかなりの創価学会票があり、今までの経緯からして今回は井上誠二氏に流れる可能性が高かったが、過去にはないことだが麻生事務所の責任者が頭を下げて喰い止めた事もあり、今の時点で小田忍候補に弱いが灯りがついたようだ。
続きを読む
タグ別アーカイブ: 井上誠二
嘉麻市の補欠選挙
県議補選・嘉麻市選挙区 新人3氏が立候補予定
吉原太郎県議(83)の死去に伴い3月2日告示、11日に投開票される県議補選・嘉麻市選挙区(定数、改選数ともに1)に立候補予定の説明会が2月13日、嘉麻市役所であった。
2015年にも出馬した不動産会社社長井上誠二氏(59)、故吉原太郎氏の妻の甥で薬剤師の江頭祥一氏(36)、麻生太郎副総理の前秘書の小田忍氏(42)の3氏が出馬予定。
3氏とも、既に自民党県連に公認申請をしている。
2017年12月1日現在の選挙人名簿登録者数は3万3,593人(男性1万538人、女性1万8,206人)嘉麻市選挙管理員会調査。
前回の選挙では投票率48.78%で現職吉原太郎氏(80)が8,636票、井上誠二氏(56)6,312票。前々回(2011年)で吉原太郎氏11,531票、井上誠二氏5,684票と言う結果であった。
今回、注目されるのは、麻生事務所の猿渡所長が、公明党藤総支部長を通じて初めて創価学会筑豊文化会館を訪問し、支持依頼をしている点である。
他の2人も、当然、同じ様に公明党藤総支部長を通じて創価学会筑豊文化会館を訪問し、支持依頼をしている。
公明党は自主投票を決め、公明票5,000~5,500票の行方で当選が決まる。3陣営は公明票の獲得を目指し、ありとあらゆる手段を講じている。
続きを読む
嘉麻市の補欠選挙
自民党福岡県連の重鎮だった、嘉麻市選出の吉原太郎氏が1月20日に83歳で急逝されたことで、補欠選挙が3月11日の投開票予定で行われる事になり、立候補予定者の3名は慌ただしく選挙準備を進めているようだ。
吉原太郎氏が突然現職で急逝されたことで、遺族は葬儀や法要に追われていたが、嘉麻市を選挙区とする麻生太郎副総理の秘書であった、小田忍氏(42歳)が余りにも早い出馬表明で周囲を驚かせ、慌てた吉原家は親戚にあたる江頭祥一氏(36歳)に白羽の矢を立てた模様。
過去2回の選挙で吉原太郎氏と戦い、敗れていた井上誠二氏はチャンス到来とばかり、16日出馬表明の記者会見を行った。
いずれも3名が保守系候補だけに、公明党は候補者の推薦はせず自主投票を明言しているが、ここに来て有権者の10%を占めると言われている、創価学会票の流れに注目が集まっていることは間違いない。
続きを読む