小郡市長選挙は4月23日の投開票予定日に向け走り出している。
既に立候補を表明している現市長の平安正知氏は、4月1日(土)午後5時から小郡文化会館大ホールで約600名の市民を集め、決起大会に変わる「輝く町づくり」フォーラムを開催した。
地方創生副本部長で、自民党政調会長代理の片山さつき参議員議員が特別ゲストで、主催「ふるさと小郡創造委員会」。
フォーラムは4部構成で、ステージⅠはまちづくりの笑談師今泉重敏氏の講話、ステージⅡは片山さつき議員の特別講演、そしてステージⅢでは今泉氏、片山氏、平安氏の3人による対談、ステージⅣでは地元の子育て世代、若手の農業や商工事業者を交えた「ワクワクまちづくり笑談会」の順で進められた。
片山さつき議員の講演は、国政政局に触れることは無く、片山議員の九州との縁や、平安市長の人物評価が中心の30分間だった。
最後に質疑応答の時間が設けられたわけではなかったが、会場の聴衆の一人から、対立する立候補予定者との公開討論会開催を求める意見が出され、市民の間にも選挙ムードが徐々に高まっている印象を受けた。
ただ一つだけ難を言えば、春とはいえ4月に入ったばかりの土曜日の夕方、桜はまだ一分咲の頃合で寒さが残っており、暖房対策が必要だったかもしれない。