全国で少子高齢化と人口減少が進む中、県央に若い世代の人口が微増している元気な町として、三井郡大刀洗町がある。
町内を西鉄甘木線、甘木鉄道が走り、久留米市や福岡市のベッドタウンとして発展してきたが、人口の維持が課題であった。
そこで今から5年前、安丸国勝町長(3期目)は、子育て世代向け町営住宅を建設することを決め、平成28年に1棟目、同30年に2棟目を整備、今年度末に3棟目が完成予定となっている。
通常、公営の住宅は建設費に加え維持管理費もかかり、長期にわたり自治体の負担となるため全国的に減少傾向にあるが、建設にPFIの手法を用い、国の定住促進事業交付金を活用することで、町の財政負担なしで建設することが可能になった。
平成28年度に完成したスカイラーク菊地は現在満室、27家族が近隣のマンションより約2割安い家賃で入居している。
また、自治会にも加入し地域行事にも積極的に参加するなど、子育て世代向け町営住宅はメリットが多い。
町営住宅のPFI方式での整備、大刀洗町は先見の明があったと評価できるのではないだろうか。
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大刀洗町
早良区県議選に新人候補
昔は一つ屋根の下に、3世代の家族が住むのが普通であったが、最近は核家族化が進んでいる。子が早くから独立して、別に所帯を持つ風潮が定着化し、小さな子供を持つ母親が子育てで悩み、それに伴う事件が数多く起きて、社会問題になっているのも事実である。
そんな子育て世代の母親が、悩んでいる問題の解決を公約に掲げ、早良区から3児の母親でもある、ごとうかおり氏(39)が、立憲民主党の公認で県議会議員選挙に立候補するようだ。
早良区には3人の現職議員がいるが、前回の選挙ではトップと3位の差は600票で、現職議員の得票が拮抗しており、それだけに激しい選挙戦が予想できる。
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