4月11日投開票が決まった福岡県知事選挙に、国土交通省の元局長の名前が浮上してきた。
経歴には申し分のない人物だが、霞が関出身者に逆風が吹いているのも事実だ。
小川知事の辞任発表前までは、ポスト小川の候補として、総務省の現職官僚や同省出身で他府県の副知事の名前が出ていたが、今回の菅総理の長男接待疑惑で槍玉に上がり、選択肢から完全に外れてしまった。
総務省への信頼が地に落ちたところに、農林水産省でも次官らが利害関係者から接待を受けたことが判り処分が決まった。
更には、国土交通省九州運輸局の幹部が利害関係者から接待を受けたとして、2月12日付で懲戒処分を受けたことも判明、県民の間に 霞が関全体が信頼できないという空気が出てきている。
九州運輸局HP 職員の処分について
このタイミングでは、霞が関出身の肩書は「マイナス」のイメージが強く、受け入れられにくいのではなかろうか。
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霞が関出身者に逆風・県知事選
福岡市南区の県議選
日本国内で少子高齢化が進む中、人口増に恵まれている福岡市も今年の4月には統一選挙を迎えるが、今回は県知事選挙の影響から投票率が、前回よりも上昇することが予想される。
福岡市南区では前回の選挙の時より、有権者は約1万人増えているのが判明しており、その内訳は男性が97,000人で、女性が18,000人多い115,000人、南区の有権者数は212,000人前後になる模様。
現在南区の立候補予定者は、現職4名と新人1名の合計5名で、4議席を争うことになる予定だが、前回の最下位得票が13,725票であったものの、今回は大幅に伸びる可能性が出て来た。
大量の固定票を持つ候補者も居るが、逆に浮動票を取り込む事が出来ない為に、過去における選挙運動と同じ様では、落選する可能性も考えられる。
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激戦続く沖縄県知事選挙
自民党の総裁選挙で安倍総理が3選を果たし、その勢いに便乗して勝ちたいのが沖縄県知事選挙である事は間違いない。
しかしながら過去の日本では、「弔い合戦」を旗印にすると、圧倒的に有利に働き、大勝する選挙を数多く見てきた。
選挙戦当初の世論調査では、オール沖縄の玉城デニー候補に対し、自民・公明・維新・希望推薦の佐喜真淳候補は大きく差を付けられていたが、自民・公明両党の支援部隊が大挙して沖縄に乗り込んでからは、支持者の掘り起しに尽力し、かなり追い込んだと言っても過言ではないが、やはり玉城候補が僅かではあるがリードしている。
双方の選挙陣営では、勝敗の分岐点を投票率59%にしているのが判明、59%以下であれば佐喜真候補が当選濃厚、59%を超える投票率であれば、玉城候補が当選するとみている。
投開票日もしくは直前の29日頃には、大型の台風24号が沖縄地区を襲う可能性が高く、投票率に影響を及ぼす事は間違いなく、佐喜真陣営の中には沖縄県民に被害が出ない事を願いながら、猛烈な台風24号を神風と称している様だ。