市議選・城南区

投開票日まで5日と迫る中、城南区の市議会議員選挙は、定数6名に対し、現職6名と新人5名の計11名が立候補を行い、激しい選挙戦が繰り広げられている。
現時点では、現職の高山博光氏(無所属)、阿部真之助氏(自民党)、篠原達也氏(公明党)、倉元達郎氏(共産党)の4名が固い組織や後援会を持ち、有利な戦いを進めている。
残り2議席を現職の調崇史氏(自民党)、太田英二氏(立憲民主党)、井上まい氏(国民民主党)、清水倫子氏(ネット福岡)現職と新人の4名が激しく追い上げている。
維新の五島雄一郎氏、無所属の佐藤優子氏の2人は、地元を含め有権者への知名度は浸透しておらず、もう一歩の様で、投開票日までの残された日数で、どこまで追い上げるかが、選挙の焦点の様だ。
中でも新人で29歳と若い、国民民主井上候補の選挙事務所は活気があり、民間労組OBが入り連日電話作戦を行っている。
現職を含め11名の陣営は、期日前投票にも力を入れ、連日確認作業を繰り返しているが、最後は笑顔と若さがカギとなるだろう。



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11回目の挑戦・高山博光

現在福岡市議会議員10期目の、城南区選出の高山博光氏から市議会ニュースと共に、今や毎年恒例となっている、ホテルニューオータニ博多で行われる忘年会と、自宅で行う新年会の案内が送付されてきた。
約40年前に大手ゼネコンの社員から転身し市議会議員となり、常に行政に対し批判的な姿勢が、福岡市長選挙に立候補した時は、裏目に出て落選の憂き目に会っているが、1本筋を通す市議会のお目付け役的存在で、幅広いファン層が支持者と言って良いだろう。
城南区はもちろん、福岡市全域に幅広い有権者の支持を受けている高山博光氏は、来年の市議会議員選挙に向けて、11回目の挑戦準備を進めているが、他の候補者にとっては手強い相手だ。



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高山博光・福岡市議

~10期目を目指す~

 福岡市議会議員の高山博光氏は昭和15年1月15日生れで、満75歳の後期高齢者でありながら、今年4月の統一選挙にも市議会議員選挙に立候補する予定で、10期目を目指しているから素晴らしい。

高山博光市議と同じ9期目の議員は、中央区選出の稲員大三郎議員だが、同議員は9期36年の活動経験を最後として議員生活に終止符を打ち、長男の稲員稔夫(としお)氏が後継者として立候補する。

高山博光議員は自民党などのような大きな政党会派ではなく、弱小会派の所属でしかないが、城南区と言う地域に根を張って、日頃からしっかりとした、議員活動を行ってきた賜物と言って良いだろう。

過去には市長選挙に出馬し落選したこともあるが、数ヶ月後の統一地方選挙では市議選で返り咲き当選するなど、不死鳥のような議員だ。

こうした背景には、選挙の度に威力を発揮する強力な婦人部隊を抱えており、46年もの長い間連れ添った、公子夫人の内助の功が大きいと言われている。

記憶する限り、10回当選の市議会議員は今まで現れていないはずだが、若い議員と同じ様に活動しなおかつ実行力を持ち、ラガーマンの根性を実践している。

今度の統一選挙で10期目の当選を決め、4年後には40年間の議員生活の後の引退セレモニーと、公子夫人に感謝の気持ちを込めた金婚式を、友人として盛大に行いたいものだ。 続きを読む