歯科医師残酷物語 [2014年12月24日09:51更新]

~多すぎる歯科医師~

 日本には医師会、歯科医師会、薬剤師会という、三師会なる団体がある。

数十年前まで歯科医師は全国で6万人と言われていたが、現在は10万人を超えており、特に福岡県は国立の九州大学歯学部があり、公立の九州歯科大、私立の福岡歯科大と3つの大学があり、他の県に比べ歯科医師は溢れている。

私学の場合は入学金も高く、大学によっては寄付もあり、6年間の在学中に最低でも3000万円が必要で、一般家庭の子弟ではよほど資産が無いと進学できないと言われている。

また卒業しても、研修期間を経て国家試験に合格しなければ、歯科医師として勤務することも出来ず、新たに開業するとなれば機械設備資金として数千万円が必要となるのは言うまでもない。

しかし、いざ開業しても患者が来るわけでもなく、開業資金を借りていれば返済も当然の話で、結婚していれば生活を維持する金額も必要、浪費家の妻を持てば金額も大きくなる。

東京では、ある歯科医師が1億数千万円の借入と、妻から日常的に「死ね」と罵倒され、精神的にもおかしくなり自殺、何らかの証拠があったのだろう、妻が自殺教唆で書類送検された事件が発生している。