医療介護施設助成事業団~破綻 [2015年1月7日18:55更新]

昨年5月に、この一行情報のコーナーで既報の、有料老人ホーム施設「あすなろ」を各地で運営していた、一般社団法人医療介護施設助成事業団(博多区、代表理事靜政則氏)が、1月5日自己破産申請準備に入っていたことが判明した。申請代理人は東泰雄(すいれん法律事務所、中央区高砂)。

負債総額は精査中だが、4億円と言われている。

平成25年6月入居者への食事提供を受託していた企業から未払金問題で訴えられ、同26年5月には賃料が支払われていないとして、有料老人ホームのオーナー企業からも訴えられていた。

建築確認申請を見ると、サービス付き高齢者住宅や有料老人ホームは建築が活発で、今後も需要増がますます期待できるのだが、運営会社をよく選ばなければいけないという戒めだ。

 (写真はイメージであり、本件とは関係ありません)