客引きで逮捕~新条例違反 [2015年6月3日09:48更新]

福岡県は6月1日から福岡市、北九州市、久留米市、飯塚市、大牟田市の県内5市の繁華街において、客引き行為など通行人の迷惑になるような行為禁止条例を施行、早くも違反した3人が逮捕されたようだ。
福岡県内には他県と違い暴力団の団体が多く存在し、特に指定を受けた県内5市には暴力団本部があり、福岡県警は暴力団の資金源を断つのが目的だけに、壊滅作戦の一環として取締りの厳しさがうかがえる。
今回の条例では客引きや客待ちも違反対象になっており、繁華街におけるクラブやキャバクラ、スナックなどの営業方法も変化すのは当然だ。
話は変わるが、銀座のクラブママが7年間に亘り続けて来た、枕営業は商売の一環だと判断した東京地裁判決で、今後は売い上げを維持するために、同伴出勤の枕営業が盛んになる事が予想される。
客とホステスの自由恋愛が認められたとして、同伴する客の中には公然とホステスにセックスを要求し、今後何らかのトラブルが増えそうな可能性が出て来た。
また客とホステスの間にクラブママが介在すれば、自由恋愛が管理売春になる可能性もあり、刑事事件に発展することもある。
「美人局」「特攻隊」などが、復活し始めてもいるようで、面白くなった反面、危なくなったのも事実で用心する事だ。