王将社長殺害事件 [2015年12月17日08:56更新]

今や全国チェーン店である「餃子の王将」は、2年前の早朝に当時の社長が射殺され、京都府警も本部を設置し捜査しているが、未だに犯人は逮捕されていない。
怨恨説や暴力団が絡んだ説など、巷の探偵が諸説を打ち上げるものの、確たる証拠も無いところから、外国人プロによるヒットマンの犯行と、迷宮入りの公算が強かった。
福岡県には全国組織である山口組の組織が存在し、また県警が壊滅を目指している北九州の工藤会もあり、地道な捜査が続けられているのは知っていたが、王将の件について県内の暴力団は関係ないと思っていたところ、夏ごろから京都府警の捜査員が福岡を訪れている情報が、たびたび入ってくるようになった。
そして警察庁長官が九州入りした噂も、マスコミから伝わってくるようになり、当初は北九州の工藤会対策で激励に来ているとの情報だったが、京都府警と福岡県警の連携調整を行うための福岡入り、との情報が漏れ聞こえて来るようになった。
最初は筑後地区の暴力団説が流れたが、最近になって注目が集まっているのは、北九州のホテルと朝倉地区のゴルフ場が浮上、どうやら捜査が事件の核心に迫っているようだ。
現場に犯人が捨てたと思われる、煙草の吸殻から検出されたDNAが、暴力団関係者のものと一致した情報も聞かれ、犯人が絞り込まれ特定されたようだ。
今年も残り少なくなったが、来年には福岡市内の警察署に本部が設置され、犯人が逮捕されるのも時間の問題になって来た。