関西圏の中にあって、大阪府民からことあるごとに田舎呼ばわりされている県の一つに和歌山県がある。
その和歌山が最近たびたび話題を集めている。
まず最初に挙げられるのが、衆議院選福岡6区補選で党公認の鍵を握っているのが和歌山県選出の二階自民党幹事長で、彼の采配如何では党内を二分する選挙になるかもしれない。
二番目は、同じく和歌山県選出衆議院議員の鶴保沖縄・北方大臣が、大臣就任前に高速道路を40キロ超のスピード違反で書類送検された、との報道があったこと。
三番目としては、マスコミでも連日大きく報道された、和歌山市の建設会社の実質経営者が、社員1名を射殺し、外の3人にも大怪我を負わせた後に逃走、最後は拳銃自殺したことがあげられる。
普段はあまり目立つことのない和歌山県だが、いまや話題では全国区。
そうした中あるところを径由して、和歌山在住の人物からの手紙を読むことになった。
この手紙は、和歌山県内のトップ金融機関の会長に対する、社会的・道義的責任を問う内容で、「和歌山県はこの人物に絡んで行政や金融機関、報道機関が癒着し、腐敗した県になっている、さらには悪に敢然と向き合うべき警察行政までが、この会長によって捻じ曲げられている」と断じている。
この記事内容が事実であるのならば、地元でもっと話題を集めてもよさそうだが、表面に出てきてないと言うことは、事実とは異なるからなのか、それとも情報が完全に封じ込められているか、のどちらかしかない。
現段階では、また遠く離れた福岡の地からは確かめようがないという点がひじょうに残念だが、「火のないところに煙はたたない」の言葉があるように、今話題を集めている和歌山県で、何かが起こりつつあるのかもしれない。
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