福岡市・共産党県議誕生か [2019年2月18日11:57更新]

4月に行われる福岡県知事選挙は、現時点では県内を二分する勢いで、保守系候補が争っているが、同時に行われる県議会議員選挙では、新たな共産党県議が誕生する雲行きになって来た。
福岡は古くから海外交易が盛んに行われた地で、住民の多くが来る者拒まずの広い心を持って商業で栄えてきた町。
商売人が多く共産党に拒否反応を示す人が多く、共産党が市議会議員の議席を得るまでには時間を要したものの、キチンとした政治姿勢が一般市民にも理解を得て、今では福岡市内の各区に1人の共産党市議会議員が誕生している。
現在、福岡市以外の県内には2人の共産党県議会議員がいるが、4月に行われる県議会議員の選挙で、東区の議席が1議席増えることで、女性議員が1人誕生する可能性が高くなってきた。北九州では現職2人と新人2人も立候補しており、仮に福岡市内で新たな県議が誕生すれば、5人となって交渉会派が誕生することになり、野党として少し発言力が増すだろう。