東京都知事選の惨敗後、立憲民主党(以下立憲)と国民民主党(以下国民)の解党→新党結成という形での合流話が再び浮上、両党とも名前にこだわり意地を張り合っているが、毎度のことで有権者は冷めた目で見ている。
合流そのものは選挙を戦う上でメリットがありそうだが、国民の地方議員からは不満の声が出ている。
前回選挙で分裂してはや3年、左寄りの立憲と、中道より右の国民では、そもそもの憲法観から異なり、地方で関係は必ずしも良いものではない。
考え方はむしろ日本維新の会に近く、立憲とは一緒になりたくないというのが本音だ。
6月に前原誠司議員らが、維新と地方分権に関する合同の勉強会を始めたが、前原氏が立憲との合流を拒み維新に参加するとなれば、国民の地方議員からも追従する動きが出てくるかもしれない。
こんな記事も読まれています