一般有権者にアプローチを [2022年3月19日15:43更新]

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公明党が与党になって20年になるが、国会・地方問わず 政治家の先生方は支持母体の創価学会に「おんぶに抱っこ」の状態が続いている。
福岡市のあるベテラン県議の場合、選挙の度ごとに 福岡市ばかりか 全国の学会員の皆さんから応援をもらっているという。
公明党の関係者からは、「実に情けない状態で早く独り歩きをして貰いたい」との声が聞こえてくる。

現在の公明党の基礎は、戦後復興の貧しい時代に苦労を重ねて築かれたものだが、学会員は既に高齢化で行動範囲も狭まり行動回数も減ってきたのが実情だ。
現在の学会の若者に 昔の勢いを期待するのは酷だろう。
これは共産党にも共通の課題と言える。

公明党の議員は、一歩足を踏み出し、学会員以外の一般有権者にアプローチして、自分を売り込まないと票を維持すらできず、議員の数は減少の一途を辿るだろう。
統一地方選まであと1年、時間の余裕はない。