第16回中国音楽の夕べ 開催 [2008年6月13日14:18更新]

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第16回中国音楽の夕べ

福岡県民新聞社後援の「チャリティーコンサート 第16回中国音楽の夕べ」が14日、アクロス福岡のシンフォニーホールで開催された(写真)

胡弓の趙国良氏をはじめ中国伝統楽器の演奏家計7人が出演。また、このほど佐賀県立唐津東高校を卒業し、北京中央音楽学院への留学を控える西村美和さんとの師弟共演も。

風雪馬車、江河水、喜洋洋などの曲のほか、笛の戴亜氏らが楽器による小鳥の真似などを披露。集まった約1000人の観客からは、ため息と歓声が上がった。

収益金は「光と愛の事業団」(読売新聞社)と社会福祉法人「福岡愛心の丘」に寄付された。



   20年間勤務していた会社を16年前に退社し、初めて開いた「新春賀詞交歓会」に、来て頂いた御客様に感謝の意味で、当時珍しかった胡弓の演奏家、趙国良先生に会場での演奏を御願い致しました。

しかし、80名のお客様は誰もが新年の挨拶や名刺交換で忙しく、肝心の演奏をゆっくり聞いてもらうことができませんでした。趙先生にも結果的に非常に御無礼なお願いをしたと反省し、福岡市の中央市民センターで「中国音楽の夕べ」を主催しました。これが1回目となったわけです。

定員500名の会場で私がチケットを売り、妻が受付でチケットを切り、素人の娘が司会を務めてくれたのが始まりでした。16年の年月が経過しているにもかかわらず、まるで昨日の出来事のようです。

当時は生まれてなかった初孫も今年中学に入学し、今回の演奏を聴きに来ていました。
その姿を見ながら、趙先生と2人で顔を見合わせ年令を自覚し、あと何回続けられるだろうかと語り合いました。

1回目から「光と愛の事業団」に、わずかではありますが寄付も続けております。これもひとえに多くの友人や知人のご支援・ご協力によるものであります。

最後になりましたが深く感謝し、この場をお借りして御礼を申し上げます。

福岡県民新聞社 社長   池田俊一