本紙後援「第17回中国音楽の夕べ」が開催 [2009年5月22日11:27更新]

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第17回中国音楽の夕べ胡弓の趙国良氏を招き、今年で17回目を迎えたチャリティ-コンサート「中国音楽の夕べ」(本紙後援)が20日、アクロス福岡シンフォニーホール(福岡市中央区)で開かれた(写真)

今回は、第1回目から参加し今春から「ラウンドコンサート」(福岡各地で開催予定、本紙主催)を展開している古筝(中国琴)奏者・江舟氏のほか、地元オーケストラなどで活動するバイオリン、フルート、ピアノ奏者らで構成する「アンサンブル福岡」も出演。

中国の伝統音楽から日本の「島歌」まで様々な曲を披露し、会場を埋めた観客は趙氏らの妙技に聞き惚れていた。



 

まずは趙氏とピアノ・岡本えり氏が「雲南詩情」などを披露。次に趙氏と江氏が「さくら変奏曲」「春来早」で息の合ったところを見せた。





また江氏と岡本氏は中国の古典に材を取った「西楚覇王」を演奏した。



後半はアンサンブル福岡が登場。「江河水」「高原歓歌」などを演奏し、会場からは盛んな拍手が上がった。



演目終了後、収益金が「光と愛の事業団」(読売新聞社)と社会福祉法人「福岡愛心の丘」に寄付された。また趙氏には関係者らから多くの花束が贈られた。



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アンコール演奏はコンサートの定番となっている「ひばり」。趙氏が胡弓で小鳥のさえずりを再現すると、観客席からはどよめきと大きな拍手がわき起こった。

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趙先生に御願いして始めたチャリティーコンサートも今年で17回目を迎えました。今回も多くの方に足を運んでいただき、まことにありがとうございました。みなさまに深く感謝し、この場をお借りして御礼を申し上げます。

次回も来年5月の開催を予定しております。みなさまお誘い合わせの上ご来場いただきますようお願い申し上げます。

福岡県民新聞社 社長   池田俊一