第76回山崎拓政経懇話会 [2012年3月28日09:36更新]

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3月27日午後1時より中央区のホテルで、第76回山崎拓政経懇話会が開催された。

今回も会費1万円を支払って、200人前後の支援者が集まり、定刻に世話人代表の挨拶で始まったが、何故か原稿を片手に持っての挨拶だった。

山崎拓氏とは数十年来の付き合いがある、親友の挨拶にしては心がこもっておらず、事務所が用意した原稿を読んでいるようで、終わると会場を後にしたのが気になる。

山崎拓氏の講演が始まると何時もながらの内容で、30%前後の人が静かに眠りに入っていたが、後半になると講演にも熱が入り声も大きくなって、大半の人が聞き入っていた。

本人の進退については、今国会中に解散があれば、まだ体力、気力、能力は劣っておらず、支援者の声によって立候補する含みを残したが、事実上の引退表明と受け取った人が、大半のように思える雰囲気であった。

既に本人には親しい人から晩年を汚すなと、総選挙への出馬を止められており、出席者の大半は今回が最後の政経懇話会と思って、出席していた人が多かったように思える。

かつて山拓の三太郎と呼ばれていた、吉村剛太郎氏、篠田栄太郎氏、山崎広太郎氏の三氏も去っており、選挙を支えてきた早麻清蔵県会議員も引退し、石村一明市議会議員も亡くなられた。

最後に司会者が山崎拓氏を大きな声で持ち上げたものの、空々しく会場に響き、空しい気持ちで会場を後にした。