厚労省に騙されるな [2012年6月25日09:45更新]

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喫煙者はタバコの値上げにもじっと我慢し、僅かではあるが税金を毎日現金で支払って耐えているものの、職場や家庭での喫煙場所は日ごとに狭くなってきた。そうした心境であるにも拘らず、厚労省のバツ2、実質的にはバツ3のおばさんは、役人の尻を叩いて様々な法律改正を行い、喫煙者を追い込み得意になっているようだ。

しかし喫煙問題は百歩譲るとしても、譲れないのが年金問題だ。

厚労省の役人OBが、AIJ投資顧問という詐欺師の手先になって、サラリーマンが老後の生活安定を願い、積み立てて来た資金1200億円を勝手に流用し消失させた。

AIJの浅川社長はようやく逮捕されたが、そのニュースの陰に隠れて、厚生年金基金の改革案が有識者会議に出された。

これは厚労省が、詐欺師の片棒を担いだという反省をすることも無く、今度はその穴埋めを全サラリーマンが積み立てている、厚生年金で補填しようと企んでいるということなのである。

浅川社長を含む4人を悪人に仕立て上げ、1200億円の一部、僅か70億円の詐欺事件として、立件するだけで事件を終結させ、生じた損失は厚生年金基金から流用し、厚労省は責任から逃れ、頬かむりしようとするものだ。

昔は10両盗めば首が飛んだものだが、せめてどこかに隠しているであろう現金を、刑期満了後に使うことが出来ないよう、生涯刑務所暮らしをさせたい気持ちで一杯だ。