国は差別しているのではないか。
政府は、12月下旬までの予定で全国旅行支援をスタートさせた。
旅行代金が なんと40%引き、1泊最大1万1000円支援の大盤振る舞い、福岡県も県内の宿泊代を割り引く同様のサービス「新たな福岡避密の旅」を開始した。
利用するには「ワクチンの3回目接種の証明」か、「陰性証明」が必要という条件があるが、「3回目接種の証明」に何の意味があるのだろう。
どこかの総理のように接種直後に感染する例もある。
厚労省が公表しているデータを見てほしい。
ワクチンの接種歴別の新規陽性者数(8/22-8/28)(元データ)
新規陽性者数は、3回目接種者の数が未接種の数の2倍多い。
宿泊施設にしてみたら 3回目接種者の方が怖いのでは。
10万人あたりで比較しても、年代によっては3回接種した人の方が未接種者より多い。
この結果からは、どちらに優位性があるか断定できない。
10月12日に公表された3回目接種率は 65.6%となっている。
都市部には「全国旅行支援」対応の無料PCR検査・抗原検査を実施する企業があるというが、地方に同様のサービスがあるとは限らない。
国が「ワクチンは強制ではない」、「接種していない人に対して差別してはいけない」と言いながら、国民の約3分の1がサービスを受けられないというのはどういうこと?
岸田総理、加藤厚労大臣、教えて下さい。