農水省の指導で、福岡県内20のJA組織を一つにまとめるよう改革が進められているが、同じ組織でありながら農業主体型と、金融主体の都市型では収益性に大きな開きがあり、思惑通りには進まないようだ。
筑後市の工場跡地を約3億3千万円で購入した業者から、全農パールライス㈱(東京都)が2年後に約9億5千万円で購入したことが話題になっている。
民間同士の取引だが、東京の不動産鑑定会社が出した価格に沿って購入したというJAの説明に、地元農協の組合員らが納得しておらず、同時に地元警察も捜査を行っていると聞く。
脚本は東京で書かれているだけに、地元警察の捜査では荷が重く、福岡県警の2課か福岡地検が乗り出さないことには真相究明には至らないだろうと、関係者は語っていた。
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JAの怪
豆腐屋商売~M資金
企業が海外進出、グローバル化を夢見れば、必要となってくるのは大きな資金で、詐欺師にとってM資金は格好のネタとなる。
過去にはわが国を代表する大企業経営者が、何名も被害に合い、永年にわたって築き上げたポストを去っており、最近ではローソンや大林組の経営責任者が実に不名誉な被害者に名を連ねた。
資金量は数兆円とも数十兆円とも言われるほどだが、実際にその資金を見た人は無く、また本当にあるのかどうかさえ疑問となるだけに、兆の言葉を丁に読み換え、M資金を扱う詐欺師軍団を「豆腐屋」と呼ぶこともあるようだ。
ところでこのM資金、余りにも有名になりすぎ、かもとなる経営者の警戒心が強くなったため、詐欺師軍団、つまり豆腐屋グループは、農協の解体をエサに、M資金ならぬ、全農資金に名前を買えて、融資単位も3000億円となって、怪しげな人物が、いろいろなところに話しを持って回っているようだ。
私は絶対に騙されない、と公言している人でも、普段使っているお金の単位とケタが2つも3つも異なると、簡単にダマされる場合が良くあると聞かれるだけに、十分にご注意を。
ゆめゆめ後で泣きを見ないように。