企業が海外進出、グローバル化を夢見れば、必要となってくるのは大きな資金で、詐欺師にとってM資金は格好のネタとなる。
過去にはわが国を代表する大企業経営者が、何名も被害に合い、永年にわたって築き上げたポストを去っており、最近ではローソンや大林組の経営責任者が実に不名誉な被害者に名を連ねた。
資金量は数兆円とも数十兆円とも言われるほどだが、実際にその資金を見た人は無く、また本当にあるのかどうかさえ疑問となるだけに、兆の言葉を丁に読み換え、M資金を扱う詐欺師軍団を「豆腐屋」と呼ぶこともあるようだ。
ところでこのM資金、余りにも有名になりすぎ、かもとなる経営者の警戒心が強くなったため、詐欺師軍団、つまり豆腐屋グループは、農協の解体をエサに、M資金ならぬ、全農資金に名前を買えて、融資単位も3000億円となって、怪しげな人物が、いろいろなところに話しを持って回っているようだ。
私は絶対に騙されない、と公言している人でも、普段使っているお金の単位とケタが2つも3つも異なると、簡単にダマされる場合が良くあると聞かれるだけに、十分にご注意を。
ゆめゆめ後で泣きを見ないように。
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豆腐屋商売~M資金
旧JT福岡ビル~解体して分譲マンション開発へ
福岡中央銀行本店の隣、中央区役所の斜め向かいにある、旧日本たばこ産業・JT福岡ビルは、昨年11月の入札で最低落札金額36億円のところ、分譲マンション「プレミスト」シリーズで有名な大和ハウス工業(大阪市北区)が、予想を大きく上回る52億円(坪単価300万円)で落札し、大きな話題を集めたが、ここにきてようやく分譲マンション開発に向けて、動き出したようだ。
まずは来年5月末までに、地上8階、地下1階の建物の解体工事を完了させ、その後250戸から300戸前後の分譲マンションが開発される見通し。
ちなみに、工事は大林組が請け負う。
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