立憲民主福岡

国会も閉会を控え慌ただしく動いているが、立憲民主党福岡県連においては、先の総選挙で候補者を立てるも、惜しくも落選した意志堅固な候補者の次なる当選を目指し、関係幹部会において各選挙区の支部長を決定したようだ。

衆議院福岡1区の丸尾圭祐氏、3区の仁戸田元氣氏、7区の亀田晃尚氏の3名を、夫々の選挙区における候補予定者に決め、立憲民主党として全面的に支援を続ける模様。

最近は様々な政党が誕生して選挙を賑やかにしているが、歴史の浅い政党は下部組織がぜい弱で、候補者を公募しても党幹部の眼鏡にかなう応募者は現れず、各方面に声を掛けるもかなり苦慮している話はよく聞かれる。

中でも、福岡3区の仁戸田元氣氏は福岡市西区の元県議会議員で、既に失職して空席の補欠選挙が福岡知事選挙と同じ3月に予定されており、後継候補者の選定を巡り関係者が動き始めた。

福岡3区はかつての大先輩である藤田一枝氏が、現在も党内部において活躍し存在感があるだけに、立憲民主党の県議会議員は早良区の後藤香織氏、糸島市においては川崎俊丸氏の後継として嘉村薫氏の女性2人が現職で頑張っている。

総選挙後は西区から男性候補者の擁立が考えられ、議員経験者や現職市議会議員などの名前が浮上するも、最近は関係者の間で女性候補者の名前も出ている様だ。

いずれにしても立憲民主党の議席だっただけに、仁戸田元氣氏にしても今後の自分の選挙を考えるならば、当然確保しておきたい議席だけに候補者選びに苦慮している模様だが、期日が迫っており関係者は頭が痛いことだろう。



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立憲民主党・県議会で躍進

立憲民主党福岡県連は4月7日に行われた統一選挙で、3選を目指す現職の小川洋知事の応援を、いち早く表明して県議会議員選挙を戦った。

現職の県議会議員である、川崎としまる氏(糸島市)と堤かなめ氏(福岡市博多区)は、いずれも無投票で当選が確定しており、更に新人として立候補した、ごとうかおり氏(福岡市早良区)と新井富美子氏(久留米市)、冨永よしゆき(粕屋郡)の3名が見事に当選し、5名の県議会議員となって、新たに交渉会派の誕生も考えられる。

新人議員がいずれも現職を破っての当選だけに、大きな躍進と高く評価するものの、選挙は2期目の挑戦が難しく、4年後には政界の風向きも大きく変化すると考えられ、常在戦場の気持ちを維持して、頑張って欲しいものだ。



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