くりはら渉 筑紫後援会発足式

12月19日午後、大野城市まどかぴあで前県議会議長、栗原渉県議の後援会発足式が開催された。
既に甘木・朝倉後援会は組織されているが、栗原氏の国政挑戦表明を受けて、票田となる有権者45万人の筑紫地区(筑紫野市・太宰府市・大野城市・春日市・那珂川市)における戦う体制づくりのため、新たに立ち上がった。
後援会会長にはナガノ電気㈱(本社 福岡市博多区)代表の長野正治氏が、副会長には筑紫地区から4名がそれぞれ就任した。

発起人代表の井上順吾県議(大野城市選出)の挨拶の後、自民党県連常任相談役の蔵内勇夫県議が登壇し、「党本部は一つの見解を出し、ボールをこちらに投げたが、これからも県連として一本化できるよう努めていく」「栗原氏を自民党の国会議員として押し上げていきたい」と述べた。

また、筑紫地区市長会の代表として、武末茂喜那珂川市長が登壇し、「自身の後援会を挙げて、栗原氏を応援していきたい」と、かなり踏み込んだ応援のメッセージを送った。

その後、栗原氏が登壇し、「課題は現場にある。現場を知り課題解決と地域経済の発展に取り組み、しっかりした社会を創って次の世代に残していきたい。」と力強く決意を述べた。

現職の原田義昭氏が、次の次は栗原氏を後継にすると明言した様だが、既に5区内の保守系の市町村議員88名が栗原氏支持を表明しており、流れは栗原氏に傾きつつあるようだ。


地方議員によるガンバローコール

福岡県議会

4月末に自民党福岡県連の総会が開催され、今年は大きなトラブルも発生せず、何事も無く予定通りに閉会し、関係者も胸をなで下ろしている所だろう。
福岡県議会は定数86議席だが、朝倉の林裕二氏と宗像の伊豆美沙子氏が、市長選挙に立候補する為に辞職したが、選挙区の関係で補欠選挙も無く、現在は在籍議員84名で運営されている。
与党である自民党議員が多数在籍しているので、20数年前から議長の任期は1年で交代しており、現在は福岡市南区選出の樋口明議員が就任しているが、早くも新しい議長の選出の時期を迎えたものの、すでに調整は済んだ模様。
現時点で関係者の間で噂されているのは、大野城市選出で平成17年に初当選、その後当選回数を重ねて4期目の、井上順吾県議会議員と言われている。

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登竜門? ~ 議院運営委員会委員長ポスト

県議会議員になったら一度は夢を見るのは議長のポストで、今では一年交代が慣例となり、現在の福岡県議会第66代議長は北九州市若松区選出の中尾正行議員。

そして県議会議長になるための登竜門といわれているのが、議院運営委員会委員長のポストで、現在は福岡市南区選出で4期目の樋口明議員が就いていることから、同議員が第67代目議長の下馬評に上げられており、今年就任するのは間違いないだろう。

後任の議運のポストに噂されている4期生の県議会議員は、飯塚市嘉穂郡選出の江藤秀之議員、粕屋郡選出の吉松源昭議員、大野城市選出の井上順吾議員の3名が挙がっている。

この中で吉松源昭議員は、昨年の県議会で質問に立ったまでは良いが、結果が余り評価されず、自分でも目がなくなったと感じているようだ。

残る2人のうち、井上順吾議員が若干有利といわれているが、市長選挙の応援などで失言がなければいいが、と懸念されている。


 

福岡県議会~議長の行方

福岡6区の補欠選挙は、自民党福岡県議43名が懸命な選挙運動を行なったが、蔵内謙候補は野党候補の半分、2万2253票しか獲得できず、落選した。

ところで、自民党県議団43名が最大会派の福岡県議会は、4年間の任期中、1年交代で議長を務めるのが不文律となっており、昨年4月の統一選挙で当選した、小郡市選出の井上忠敏氏が1年目の議長に就任し、2年目となる今年4月からは若松区選出の中尾正幸氏が就いており、来年4月からの次なる議長は、登竜門といわれている議会運営委員会委員長の南区選出、樋口明氏の就任が濃厚といわれている。

その次、4年目を深読みしてみると、現在3人の候補議員が競っており、一番有力なのは大野城選出の井上順吾氏で、その次が目下県議会で脚光を浴びている、粕屋郡選出の吉松源昭氏で、3番手が飯塚嘉穂郡選出の4期生、江藤秀之氏。

ところで、小川知事を追及し、技量を試されている吉松源昭県議だが、マスコミの評価は厳しく、父親の素行などが取り沙汰されており、個人情報保護が叫ばれても、ネット社会では省みられることがなくなっているためで、成り行き次第では議長の目が消える可能性も出てきたようだ。


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