福智町から福岡女子初、Vリーグ昇格

田川地区から明るいニュースが飛び込んできた。
田川郡福智町をホームを本拠地とする女子バレーボールチーム「カノアラウレアーズ福岡」がVリーグ(V.LEAGUE)のS3ライセンスを取得し、来秋開幕するVリーグに参戦することが内定した。

チームの前身は2018年に発足した「福岡春日シーキャッツ」、春日市を拠点に、昼間は仕事をしながら夜間や休日に練習をしVリーグ参入を目指していたが、コロナ禍の影響による協賛金の減少により活動休止を余儀なくされたという。
昨年4月、チーム名を「自由(ハワイ語)」を意味する「カノア福岡」に変更、同時に選手の入れ替わりがあった後、同8月には 福智町と「フレンドリータウン協定」を締結した。

2021-22シーズンでは、第12回全国6人制バレーボールリーグ総合男女優勝大会西部決勝リーグで、4戦全勝で優勝を果たしている。
そして、今年3月には 福智町と「ホームタウン協定」を締結、チーム名に「幸福(ハワイ語)」という意味の「ラウレア」を追加し、「カノアラウレアーズ福岡」とした。

現在チームから 3人が「地域おこし協力隊」として、同町の中学校の部活動指導や小学校の授業補助を行っている。
こうした競技実績や地域密着の取り組みなどが評価され、このほど晴れてVリーグへの新規加盟が認められた。

そして、更に力強い援軍が現れた。
福智町出身でプロフットサルチーム「ボルグバレット北九州」GMの中村恭輔氏が、本格的に球団運営に関わることになり、チームや同町からの情報発信等についても期待できそうだ。

V1目指し 頑張れ!

→ カノアラウレアーズ福岡公式サイト