中央区の県議選 [2015年2月21日16:31更新]

~3議席で4人の争い~
 福岡市の中心である中央区は、有権者の年齢も他の選挙区に比べて若く、また男性よりも女性が多いのが特徴。
中央区の県議会議員定数は3議席で、3年前に鬼木誠氏が衆議院選挙に出馬し当選、空席となったが、補欠選挙もなく自民党県議は3年間空席だった。
今回は国会議員事務所に秘書として務め、長年出馬の機会をうかがっていた岳康宏氏が、山崎拓先生の許可も得て念願かない、満を持して出馬を表明し選挙戦に臨んでいる。
公明党の大城節子氏は前回1万2319票で、運動員がかなり苦労して獲得した票だけに、今回は創価学会の基礎票に、外部からどれだけ票を上乗せできるかが課題で、事前に街頭演説なども自主的に行うようになってきた。
また前回最下位当選だった民主党の原中誠志氏は、次点との差が500票と言うことを充分に認識しており、中央区に民主党の幡を立てつづけることを念頭に、公民館などで県政報告会を開いて、地道な選挙活動を続けてきただけに、その成果が票につながることに期待したいものだ。
4人目の候補は、昨年末の総選挙で「維新」の比例候補が、中央区で1万票を獲得したからというわけではないだろうが、他の地区からの落下傘候補、辻立ちしている姿を見かけるものの、さてどうだろうか。