人口が増え続ける福岡市にあって、若い女性が安心して住める町として、注目を集めている平尾。
先日友人に誘われて、コタツ式の小部屋もある小奇麗な料理屋、「博多 江藤家」に行った時、帰り際に手にしたのが小冊子「ひら・ぐら」で、サブタイトルにヒラオ・グラッチェ(平尾に感謝)と書かれていた。
持ちやすい手頃な大きさで、平尾地区の企業や飲食店などの、経営者が中心になって作成された立派な印刷物で、最近はデザインに重きを置き過ぎるあまり、文字が小さく読みにくい印刷物が多いが、こちらは活字も大きくすっきりしており、非常に読み易い。
発刊されて10号、中を見ると継続している理由が判るような内容で、平尾商工連合会のプラスを考えており、地元のT市議会議員が補助金などの紹介をしていると聞いている。
党派を超えて地元密着型の活動をしているようで、大物の政治家を呼ぶのもいいが、住民を巻き込んで行う活動が一番で、T市議会議員には、これからもがんばって欲しいものだ。
フリーペーパーを手にとって見ることはあまりないのだが、この「ひら・ぐら」は読み易く、行ってみたくなるような店もあり、製作委員会のメンバーにも会って、苦労話も聞きたくなるような不思議な魅力で、みなさんの地域の町興しの参考にしてみてはどうだろう。こんな記事も読まれています