福岡1、2、3区 [2015年10月15日06:00更新]

 福岡県内には11の選挙区があるが、政令指定都市の福岡市は東区と博多区の第1区と、中央区や城南区、南区をエリアとする第2区、また早良区と西区、そして糸島市を含む第3区に分かれており、ベテラン議員が引退した後は、1区に井上貴博議員が、また2区には鬼木誠議員、そして3区は古賀篤議員が小選挙区で議席についている。

今度の第三次安倍内閣で、2区の鬼木誠氏と3区の古賀篤氏は環境と総務・内閣府政務官に任命され、一歩一歩階段を上っているようだ。

それに引き替え1区の井上貴博議員は、暴言問題が尾を引いて、女性問題へと発展し、さらに政治資金の使途について追及され、一時は祇園山笠などの地元の表舞台から姿を消していたが、人の噂も75日の例えがあるように、最近は徐々に姿を見かける話が伝わってきた。

ところで2区鬼木誠議員の対抗馬に、民主党の元議員である、いなとみ修二氏が常日頃から、南区や城南区を中心に辻立ちを続けており、最近は中央区でも見られるようになっているから、鬼木誠議員にとっては脅威だろう。
福岡市の自民党代議士の中で、一番安定しているのは3区の古賀篤議員だろう。
未だに民主党の公認候補も決まらず、議席を脅かすような噂は一筋も立ち上っていないと断言出来るが、今後も不穏な動きが出てこないという保証はなく、のんびり構えていると足元をすくわれる可能性があるから怖い。